あなたはフィトンチッドのことを知っていますか?
フィトンチッドはコトバンクによると、
「フィトンチッド」
樹木から放散されて周囲の微生物などを殺すはたらきをもつ物質。1928年にソ連のトーキンが提唱したもので、樹木の香気成分であるテルペン類がこれに相当すると考えられる。森林浴の効用の源とされる
フィトンチッドは植物に浸入しようとする樹木に、害のある細菌類や昆虫などから樹木自体が自分を守ろうとするある種の防衛本能として作られてきたものです。
実はフィトンチッドは特定の成分を指すというよりも、森林の中にあるさまざまな種類の木々たちから放出される物質の総称なんです。
森林では自然な現象として生き物の死骸や有毒な排出物が溜まってくると人の体にあまり良くない環境になるのではないかと思われますよね。
でも、森林浴に代表されるように、人は森の中にいると樹木から浴びる香り(成分)で、リラックス感を得ることができると言われています。
フィトンチッドの揮発性の香り成分のお陰だと言われています。
なんとかそんな有効な成分のフィトンチッドの消臭効果や脱臭効果を身近なアイテムにしてニオイの予防などに活かすことができないかと注目されるようになってきたんです。
そんなフィトンチッドを消臭効果や脱臭効果として活用するなら、一番最初に思い浮かぶのが、体臭や口臭ではないでしょうか?
スメハラ(スメルハラスメント)なんて言葉も最近聞かれるようになって来ています。
先日、アメリカのある航空会社で、すでに搭乗して出発を待っていた飛行機から、親子3人が降ろされる事件が昼の報道番組で放送されていました。
理由は体臭
他のお客さんからクレームが出たそうです。翌日の便でこの家族は同じ航空会社の飛行機に乗り、無事に帰路についたんです。
ことの真偽は定かではありませんが、体臭・口臭にはそんなリスクがあるのかもしれませんね。
そこで、体臭や口臭のニオイの予防方法を紹介したいと思います。
体臭予防の方法として、ワキガの人は毎日肌を清潔にし、汗をしっかり拭いてこまめに着替えをすることが重要です。
年齢を重ねるとともに加齢臭にも注意が必要ですね。
加齢臭はなかなか自分では気付きにくいので、家族などに協力してもらって加齢臭を発してないかニオイの予防をする必要があります。
また、口臭予防の方法としては、口の中から起こる口臭と、胃腸から起こる口臭の両方に注意しないといけません。割合としては圧倒的に多いのが口の中から起こる口臭です。
虫歯や歯周病などによるもの、舌に細菌がこびりつく舌苔(ぜったい)よるものが多いので、基本的には毎日の歯磨きをしっかりすることです。また、鏡で舌を出してキレイなピンク色でない人は、舌ブラシでケアしましょう。
唾液の減少のよって、口の中の細菌が増殖し口臭を発することもあるので、ガムを噛む等など唾液の分泌が多くなるようにニオイの予防をすることも重要ですね。
口の中をしっかりケアしても、口臭が改善しない場合には、胃腸の不調からくる口臭を疑う必要があります。
暴飲暴食やストレスによって胃腸が弱ってくると、口臭が起こることがあります。
まずは、食生活を見直すこと。そして、ストレスを出来るだけ減らすように生活習慣も見直して、胃腸の働きを回復するようにしましょう。
こんな体臭や口臭をフィトンチッドの成分によって消臭・脱臭効果をサポートしニオイの予防をする方法があります。
改めてフィトンチッドの成分によって発揮する効果には大きく4つの効果があると言われています。
① 消臭効果
フィトンチッドは悪臭をさわやなか空気に変える分解中和作用を持っていて、悪臭成分に付着することで無害化しニオイの予防をサポートします。
② 除菌・抗菌効果
フィトンチッドは植物が自らの身をさまざまな菌から予防するために排出されたものです。
その抗菌作用は強く、病原菌である大腸菌、黄色ブドウ球菌などに強く働きかけます。
ただ、フィトンチッドは病原菌でないものへは穏やかに作用するので必要なものは殺さないといった特徴があります。
③ リラックス効果
ドイツでは森林浴はリラックス効果を得ることが出来る医療行為であると認められています。
そのリラックス効果の元となっている物質がフィトンチッドであると言われています。
④ 抗酸化効果
抗酸化作用とは物がサビるとか腐るといった作用で、よく老化予防の話などで聞かれるアンチエイジング効果のことです。
フィトンチッドには抗酸化効果があるとも言われ、さまざまな分野への応用が期待されています。
はじめにフィトンチッドの話をした通り、上記の4つのような特徴を持っていることからフィゥトンチッドには体臭や口臭などのニオイの予防をする働きが期待されます。
具体的にはフィトンチッドのどんな成分が消臭・脱臭に効果的なのでしょうか?
少し専門的な話になりますが、木材は化学成分で分けた場合に、メインの成分はセルロース、ヘミセルロース、リグニンからなります。
また、サブとなる成分はテルペン類、芳香族化合物、脂肪族化合物、無機質からなっています。
フィトンチッドは植物から発せられるテルペン類等の揮発成分物質で、植物が自分達の命を守るために放出されている成分の総称です。
それらのテルペン類等の揮発成分物質であるフィトンチッドを体臭や口臭の改善に利用しようと開発されたサプリメントが存在します。
そのサプリメントにはテルペン類であるヒノキの葉や柿の葉のエキスが配合されています。
草木が出す香りの種類には、エステル類、フェノール類、そして先程出てきたテルペン類などの化合物がありますが、ここで取り上げているフィトンチッドと呼ばれるものは主としてテルペン類のことを指しています。
ここでフィトンチッドの香り成分が利用されている1つの例を挙げてみたいと思います。
最近行なわれた大規模な図書館で保管している書物に、カビが発生するのを予防するために定期的にフィトンチッド(テルペン類を含むもの)を噴霧しているようです。この場合、もともと書物は木を材料としているので、フィトンチッドの溶液を噴霧されても資質にはダメージはなく、フィトンチッドが持っている殺菌作用のみが紙へのカビ予防効果を発揮しているんです。
そんなフィトンチッドの力に着目して開発されたサプリメントが「臭ピタッ!」です。
臭ピタッ!にはフィトンチッドの成分が配合されており、口臭の中でも胃腸の不調に働きかけて、体の内側から出てくる嫌な体臭・口臭の予防に効果が期待できます。
毎日しっかり歯磨きもしているのに、口臭が気になっている人、チェックしてみてください。
臭ピタッ!の詳細 ⇒ 臭ピタッ!の効果に嘘は?口コミ・成分・コスパ等評価!