乳酸菌は口臭予防に効果はあるの?どんな仕組みになっている?
他人の口臭はすぐにわかっても自分の口臭にはなかなか気がつかないものですね。
いつのまにか大事な人からも距離を取られ、その原因が自分の口臭だったとすると結構ショックは大きいものです。
まずは、どういったことで口臭が起こっているのかを知り、それに対してしっかりと対策を打つ必要がありますね。
結論からいうと、口臭の元は口の中にいる細菌(悪玉菌)だったのです。
そんな悪玉菌を抑える有効な手段が乳酸菌です。
乳酸菌が口の中の菌バランスを整えてくれることで口臭予防に繋がることがわかっています。
この記事では、口臭の原因と乳酸菌によるケアについて紹介したいと思います。
目次
口臭の原因は?
腸内だけでなく、口腔内にも多くの細菌が生息しています。
腸内フローラならぬ口内フローラという言葉があります。
腸内と同様に微生物が常在菌として存在しているんですね。
そして、口腔内にはなんと750種類もの菌が存在し、それぞれがバランスを取りながら、増加や減少を繰り返しています。
そして、悪玉菌が優位になると、あの嫌な口臭が発生してしまうんです。
特に私たちを困らせるのが口臭ガスでその主体はVSC(揮発性硫化硫黄物)と呼ばれています。
具体的には、以下に挙げられる3つです。
① 硫化水素
温泉地などに行くと臭ったりもしていますが、卵が腐ったような嫌なニオイです。
② メチルメルカプタン
魚や野菜が腐ったような生臭いニオイです。
③ ジメチルサルファイド
生ごみのようなニオイで、都市ガスなどに着けているニオイでもあります。(都市ガスはもともと無臭です)
しかも、これら3つのニオイが混じりあって、ニオイを発するのでたまったものではありませんね。
特に硫化水素は通常の口臭の濃度であっても、長時間さらされてしまうと、悪心(吐き気や胸やけ)、不眠、呼吸障害を引き起こすことがある致死性のガスなんです。
一時しのぎでない対策が必要!
ついついやりがちな口臭を予防する方法があります。
あなたも試したことがあるのではないでしょうか。
口臭の原因は口腔内の菌のバランスであることを考えると、ガムを噛むとか、タブレットを舐めるなどの行為は一時しのぎにしかならないということが理解できますよね。
もちろん、少しの時間口臭を抑える効果はあるので、まったく無駄になるとは思いません。
ガムの中でも口臭治療専門のドクターが共同開発したような本格的なガムも販売されています。
消臭効果を持ち、ニンニク臭などを抑えます。
また、天然ガムをベースとしており、とても硬くて唾液の分泌を促進するため、一定の効果は期待できます。
ただ、根本的に改善をしないと、同じことが繰り返されるだけです。
また、殺菌効果の高い歯磨き粉やマウスウォッシュを使用するという方もいるかと思います。
一見効果がありそうですが、私自身も使用したときにあまりに辛みが強く舌がしびれてしまうこともあり、長く続けるのはかなり苦痛を伴います。
また、さらに問題なのは悪玉菌を殺す効果はありますが、人にとって大切な善玉菌まで殺してしまうことになり、身体には決して良くありません。
もっと根本的な改善方法が必要です。
活きた善玉菌が良いのはなぜ?
一時しのぎではない口臭予防にはどんなものがあるでしょうか。
その一つとして、提案したいのが、最初に話をしたように口腔内の細菌に注目して対策を練ることです。
口腔内に存在する菌には3種類あります。
一つは、ニオイの原因となる悪玉菌です。
例えば、歯周病菌や虫歯菌などがその代表的なものですね。
歯周病菌は口臭の原因になることはもちろんですが、糖尿病などとの合併症を起こすと昔から言われています。
糖尿病にかかっている人が歯周病になると症状が悪化するというリスクもあります。
また、虫歯菌もそうですが、歯周病菌・虫歯菌で口腔内の状態が悪くなると、歯を失ってしまうリスクもあるので、たかが口臭と侮るわけにはいきませんね。
二つ目は、日和見菌です。
これらは、基本は無害ですが、増殖しすぎると悪玉菌になる可能性があるので要注意です。
特に高齢になるにつれて免疫力が低下すると日和見菌が増加して、肺炎を起こすような全身疾患原因菌になることも知られています。
三つ目が、ここで紹介したい善玉菌です。
善玉菌にはロイテリ菌や乳酸菌などがあります。
腸内の善玉菌を増やすことで、胃腸の調子が整うように、口腔内も悪玉菌優位になっている環境を善玉菌優位に口腔内を整えることが出来ると言われています。
この方法を使うことができれば、一時しのぎではない対策になるのではないでしょうか。
なおかつ、ただ取り込むだけではなく、その善玉菌を体の外から摂取する際には、活きたままの状態で取り入れることが非常に重要になってきます。
口腔内の菌バランスを保つ!
活きた乳酸菌を取り込んで口腔内の菌バランスを整えることが口臭予防に良い影響を与えます。
そもそも乳酸菌は糖類の発酵などによって酸を作り出す微生物のことで、腸内の場合には善玉菌を活性化させ大腸菌などの悪玉菌の活動を抑えるとも言われています。
体外から取り組む場合には、ヨーグルト、チーズ、日本酒、漬物などを摂取すると上手く体内に取り込むことが出来ます。
口腔内の場合には、歯周病の予防になることがわかっています。
善玉菌の増殖を助け、悪玉菌の活動を抑えてくれるわけですね。
そうすることで、虫歯菌の抑制、プラークの形成の抑制、唾液分泌の促進などの作用があるので、口臭予防、虫歯予防、歯周病のケアに向いています。
また、サプリメントとして摂取することも可能です。
人由来の乳酸菌で安全性も高く、活きたまま取り込むことが出来るのが大きなメリットです。
いくつか例を挙げますね。
① LSI
活きたまま腸に届くというタイプの人由来の乳酸菌
口腔内の善玉菌を増加し、細菌を正常化する作用を持ち、悪玉菌を抑制します。
② WB2000
こちらも活きたまま腸に届くタイプの人由来の乳酸菌
唾液の分泌を促進し、口臭の原因となる菌を抑制し、プラークが出来にくく付着も抑制されます。
また、バイオフィルムの形成を抑えるので、虫歯菌・歯周病菌を抑制する作用を持ちます。
③ WB21
人の口内にもいる善玉菌
活きたまま患部に届けることで、口臭の抑制、虫歯菌・歯周病菌の増殖を抑制する働きを持ちます。
④ ロイテリ菌
善玉菌を増加させ悪玉菌を減らし口腔内のphを整えてくれます。
また、歯の表面を溶けにくくする作用をもち虫歯になりにくくなります。
いずれにしても、活きた状態であることがポイントです。
乳酸菌が口臭予防に効果はあるのまとめ
いかがでしたか?
この記事では困った口臭を抑制するための方法の一つとして、活きた乳酸菌を有効活用する方法を紹介しました。
自然に食品の中から活きた乳酸菌を取り込むのが理想ですが、どうしても十分な量を食べるのは簡単ではありませんね。
そこで、上記に示しているような成分が配合されたサプリメントも有効に使いたいものですね。
ここでは、WB21を有効に活用したアバンビーズをおススメしたいと思います。
口コミでは特に身近な家族、お孫さんやパートナーから好評をいただいているようです。
かわいい孫に「おばあちゃん お口が臭い!」と言われたら辛いですからね。
口臭を気にせずにコミュニケーションが取れると嬉しいですよね。