口臭の種類はいくつか挙げられます。
今回取り上げるのは、自分自身で強い匂いがあると思い込んでしまう症状で、自臭症と言われています。
その他の口臭の種類として一番身近なものとしては、生理的口臭と呼ばれているもので、起きた時、空腹の時、緊張の時などに起こり、これは誰にでも起こる可能性のある口臭です。
その原因は唾液の分泌が減少し、口腔内の細菌が増殖するために起こると言われています。
また、わかりやすいところでは、餃子やビールなどをニオイの強いものを食べたり飲んだりする時に起こる口臭もありますね。
もう一つは、体の疾患によって起こる病的な口臭です。
鼻やのどの病気や、呼吸器系の病気、糖尿病や肝臓疾患などで口臭が発生することもありますが、病的口臭のほとんどが口の中にその原因があって、歯周病や虫歯、舌苔(ぜったい)など口腔環境が悪くなることで起こります。
目次
自臭症って何?
まずは、自臭病とは何?という問いに答えていきたいと思います。
自臭症(じしゅうしょう)とは、周りから臭いと思われていると思い込む、自己臭症(じこしゅうしょう)または自己臭恐怖症(じこしゅうきょうふしょう)とも呼ばれる人の何気ない行動を自身の臭いから起こるモノと関連付け日常生活を困難にする神経症の一種である。精神医学における診断名ではない。
つまり、本当は臭いがしているのかわからないにもかかわらず、相手の反応を勝手に自分の口が臭っているんだと思ってしまう心の病です。
自分が臭いために嫌われていると強いこだわりを持ってしまうことから強迫性障害からきているとも言われています。
注意しないといけないのは、本当に強い体臭や口臭で悩んでいる人については、自臭症とは言いません。
本当に発している臭いは誰にでも起こる体臭や口臭であるにもかあわらず、思い込みをしてしまう心理的な要因が多く、強い悩みとなってしまうところが自臭症の特徴でもあります。
もちろん本当に強い臭いを発している人は、かならず物理的な原因があるので、まずはその原因を突き詰めてケアをする必要がありますよ。
では、どんな人が自臭症になりやすいのでしょうか?
性格的には几帳面で神経質、潔癖で完全主義の人に多く見られます。
そんな人が周りから口臭を指摘されると過剰に反応してしまい、自身を臭いものと決め付けてしまうわけです。
本来誰でもある生理的口臭に対しても、少しの臭いでも許すことができず、自分で自分を追い込んで症状が悪化していきます。
重篤な自臭症の場合は
まだ、自分の臭いが気になっても、ケアできていると思っている間はそれ程問題はありません。
近年では、スメルハラスメントという言葉が生まれるほど、臭いを気にする人が増えてきています。
自分の臭いのせいで周りに迷惑をかけてしまっているといったように自分を強く攻めるようになると、日常生活にだんだんと支障をきたしてきます。
そうなってしまうと、うつ病やひきこもりや自殺の原因にもなってしまうので、早めのケアが必要になります。
治療のためには、精神科や心療内科で診てもらう必要がでてきます。
自臭症になる前にできることとは?
ここからは、どのようにすることで自臭症にならないように出来るのかを考えて見ましょう。
まずは、自臭症という病気があるということを知る必要がありますね。
誰かにニオイを指摘された場合には、実際にニオイを発している可能性があるわけです。
そのニオイが気になるのは自臭症ではありませんから、まずは、ニオイの原因(歯周病や虫歯、胃腸の不調など)を突き止めましょう。
そして、ニオイを直接指摘されているわけではなく、相手の行動が自分を避けているように感じ、その原因がニオイだと感じている場合、自臭症に陥る危険性があります。
その当たりのボーダーラインが難しいところなのですが、通常の社会生活に支障はないものの、いつも自分のニオイが気になって不安になることが多い場合には、客観的にニオイを分析する必要があります。
客観的に見る方法で確実なのは、歯医者に行って口腔内を見てもらうことです。
先程までの自臭症の話から、もしかしたら、すぐに精神科や心療内科に行かなければならないのかと心配になるかもしれませんが、それは重篤な状態になってからでも間に合います。
精神科や心療内科への受診は昔ほどではないと思いますが、まだまだハードルが高いと感じる人が多いんではないでしょうか。
歯医者でも口臭の測定器を置いている歯科医院を探して受診するのがいいですね。
具体的に測定器で測ってもらうと「数字」という客観的な指標でニオイを分析することができるので、測定器で問題がなければニオイを気にする必要はありません。
もっと手軽な方法もあります。
それは、口臭チェッカーを使うことです。
歯医者に置いてある測定器と比較するとその精度は落ちますが、1つの目安にもなるのでお勧めします。
気になるニオイを予防する方法とは!
先程より自臭症の場合の対処方法を紹介してきましたが、ニオイは気になりだすと止まらないデリケートな問題ですよね。
そこで出来る方法を1つ提案したいと思います。
それは、飲む香りのサプリメントと言われている「ローズドレス」というサプリメントを使う方法です。
ローズドレスは貴重なダマスクローズオイルがプラスされて、体の内側から薔薇の香りでニオイを包みこんでくれると好評です。
自臭症の不安から開放される方法のまとめ
いかがでしたか?
口臭は非常にデリケートな問題で、実際に強いニオイを発してしまうことも大きな問題ですが、ニオイも少ないのに不安になってしまうことは避けたいですよね。
自臭症が悪化してしまい日常生活に支障をきたすようになってしまえば、専門の医師のいる精神科や心療内科を受診する必要がありますが、そこまでではないけれどニオイに対して常に不安な気持がある人は、「ローズドレス」を使うのも1つの手ではにでしょうか。
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