研磨剤が入っていないのに歯の表面がツルツルしてくるのはどうして?

研磨剤が入っていないのに歯の表面がツルツルしてくる理由はこれ!

ホワイトニンググッズなどの口コミを見ていると、歯の白さはまだまだ感じないが表面がツルツルしてきたと評価されていることが良くあります。

例えばこのような口コミがあります。

31歳女性
ちゅらトゥースホワイトニングは爽やかなオーシャンブルーのような色の、ジェル歯磨き粉です。スポイトで押し出すタイプなので、はじめは使い方に戸惑ってしまいましたが液だれることもなく、次第に使い方も慣れてきました。
天然由来のリンゴ酸配合。さっぱりとした青リンゴのようなフレーバーです。
ちゅらトゥースホワイトニングはほとんど泡立ちはないのですが、その分しっかりと口腔内をブラッシングできます。普段から紅茶やコーヒーを飲んでおり、着色汚れは気にしているので
ホワイトニング効果がある歯磨き粉は嬉しいですね。ちゅらトゥースホワイトニングを使った後は、歯の表面がツルツルして気持ちよいので、しばらく使ってみようと思います。

引用元:https://www.cosme.net/product/product_id/10132960/review/507407025

この口コミはちゅらトゥースホワイトニングというホワイトニングジェルの口コミで、このジェルには研磨剤は使われていません。

この記事では研磨剤が歯に与える影響となぜ研磨剤なしで歯の表面がツルツルになるのかについて解説します。

目次

研磨剤入りの歯磨き粉で起こるトラブル!

ちゅらトゥースホワイトニング悩み002 危険

市販の多くの歯磨き粉には研磨剤(清掃剤という表記がある場合もあります)が配合されています。

配合している理由は、手っ取り早く歯の表面の汚れを取るためです。

一見すると歯を白くさせる効果があるのだろうと思いますが、汚れのある所だけを磨けるわけではありませんよね。

汚れの付いていないキレイなエナメル質の表面を研磨剤の入った歯磨き粉で磨くと傷が付いてしまいます

台所のシンクをクレンザーで磨いて傷をつけてしまうようなもので、一旦傷が付いてしまうとなかなか修復することはできません。

結果として傷ついた歯にさらに汚れが着色しやすくなって、歯は黄ばむだけではなく、傷ついた場所から虫歯になるなど良いことはありませんね。

そして、もしお子さんがいるなら、なおさら研磨剤が入った歯磨き粉を使うのは止めましょう。

子供の場合、歯の表面だけならまだしも、大人のように上手く磨けないため、歯茎まで痛めてしまう可能性があるからです。

正しい歯磨きができているのか?

ちゅらトゥースホワイトニング悩み002 歯磨き

歯の表面に傷が付きやすい歯磨き粉ですが、歯を痛める原因は歯磨き粉だけではありません。

歯を磨く時に気をつけていることはなんでしょうか?

ざっと挙げてみると以下のようなポイントがあるかと思います。

・歯ブラシの動かし方(大きく動かさず小刻みに動かす)
・毛先の当て方(基本は断面に、歯と歯茎の間の場合45度にする)
・力加減

上の2つは具体的なので分かりやすいのですが、最後の力加減が問題です。

感覚的なものなので、自分では軽く磨いているつもりでも、結構力が入っている可能性があります。

市販されている歯磨き粉に入っている研磨剤は、軽く磨いた時に歯の汚れを落とすために配合されています。

その想定よりも強い力で磨いてしまうと、当然ですが、歯に傷がついてしまいますよね。

力加減はなかなか難しいのですが、まずはどれくらい力を加えるかを覚えるといいいです。

具体的には、台所にあるキッチンスケール(重さが測れるもの)に歯ブラシの毛先を押し付けて、150~200gになるように押さえつけてみましょう。

ちゅらトゥースホワイトニング悩み002 キッチンスケール

このときの手の感覚を覚えておいて、実際に歯を磨くときの力加減とします。

感覚をつかめるようになれば簡単ですよ。

研磨剤なしで歯の表面の汚れを取る!

研磨剤を使わずに歯の表面をツルツルにするには汚れを浮かし取る必要があります。

研磨剤で汚れを落として取るのは、言わば物理的に削り取るという感じですね。

そうではなくて、化学反応を利用して歯の汚れを取ることが出来ると研磨剤がなくても歯の表面はツルツルになります。

最初の口コミで出てきたちゅらトゥースホワイトニングにはPAA(ポリアスパラギン酸)という成分が配合されています。

PAAはアミノ酸高分子で、歯の汚れの原因となるタンパク質と反応して凝固する性質があります。

このタイプのホワイトニンググッズを使えば、研磨剤が配合されていなくても歯の表面をツルツルにすることができます。

汚れを浮かす秘密とは?

もう少し詳しくちゅらトゥースホワイトニングがどのように歯の汚れを取るのかを解説しますね。

ちゅらトゥースホワイトニングにはPAA(ポリアスパラギン酸)が配合されており、PAAはアミノ酸高分子でアミノ酸が繋がった形をしています。

この形状に特徴があるのですが、繋がったPAAの分子内に歯に付着した汚れを捕まえやすい部分を持っているわけです。

PAAは歯の表面の汚れに吸着し、歯そのものには傷を付けず、汚れを包み込んで、引き剥がし取り除く性質があります。

この性質を持ってるので、最初の口コミにあったように、歯の表面がツルツルになるんですね。

もちろん、研磨剤は使用していないので、歯に傷が付くこともなく歯の表面はツルツルになります。

そのままでも再付着しにくいのですが、さらに付着を予防するために、ちゅらトゥースホワイトニングにはリンゴ酸が配合されています。

まとめ

いいかがでしたか?

研磨剤は市販の歯磨き粉にも配合されており、軽く磨くことを徹底できれば歯の表面の汚れを落とすことができます。

ただし、それは諸刃の剣で、汚れのない部分を力を入れて磨いてしまうと、傷が付いてしまう可能性があり、そうなれば汚れが付きやすくなり、逆効果ですね。

そこでおススメするのが研磨剤を使っていない歯磨き粉を使うことです。

ただ、歯ブラシだけで汚れを落とすのは難しいので、歯の汚れであるタンパク質を吸着するような成分を配合した歯磨き粉を使うのがコツです。

ちゅらトゥースホワイトニングもその1つで研磨剤が入っていなくても歯の表面をツルツルに出来るホワイトニンググッズです。

歯を大切しながら歯の汚れを取り除きキレイな白い歯を維持したい人は是非お試しください。

詳細 ⇒ ちゅらトゥースホワイトニングの口コミ効果!使い方にコツがあるの?