自分の小学生の子供と接していて、口臭が臭いと感じたことはありませんか?
口臭で周りに臭いニオイを撒き散らしているのは、おじさんのイメージが多いかも知れませんが、実は小学生でも口臭が臭くなることがあって、悩んでいるお母さんが多いんです。
そこで、この記事では、子供の口臭の原因とその解決方法を紹介しますので、気になっているお母さん、お父さんは必見です。
目次
どんな時に子供の口が臭う?
子供の口が一番臭いのは 寝起き なんです。
子供の口臭は寝る前には歯磨きしていたのに、なぜか朝起きて顔を近づけると「くさっ!!」と嫌なニオイがすることが多いんです。
虫歯が原因でも口臭がするので、もし虫歯があるようなら、すぐに歯医者さんで治してもらってください。
もうひとつ見逃しがちなの子供の口臭の原因が舌の汚れです。歯磨きはしても舌の汚れが取れていないと細菌が繁殖して口臭の原因になることがあります。
歯磨きがしっかり出来ていますか?
まだ小学生の低学年の場合は、しっかり磨けているようで磨き残しがあると言われています。
私もずいぶん前になりますが、小学校3年生ぐらいまでは、自分で歯磨きをさせた後、仕上げ磨きをしていました。磨き残しがたくさんありましたよ。
でも、全部最初から最後までお母さんやお父さんが歯磨きしてしまうと、子供に歯磨き習慣がつかなくなりますし、子供によっては嫌がる子もいますよね。
子供がしっかり磨けているかチェックも出来るので、仕上げ磨きだけ親がして、しっかり磨き残しがないようにチェックするといいですよ。
もうひとつ習慣としておススメするのは、歯磨きに舌磨きを加えてしまいましょう。
最近はどこの薬局でも売っていますので、試してみてください。
ただ、しっかり磨けているようでも歯と歯の間や見にくい場所には食べかすが残ることが多く磨きの残しがどうしてもできてしまいます。
子供の呼吸をチェック!
子供が普段起きているとき、そして特に寝ている間にどこから呼吸しているかチェックしてみて下さい。
鼻で呼吸しているなら、まったく問題なしです。
もし、口を開けて口で呼吸していると要注意ですね。口の中が乾燥した状態です。
なぜかというと、眠っている間はそれでなくとも唾液の分泌が少なくなります。そこで口から呼吸をするとさらに口の中が乾燥してしまうんです。
普段唾液そのものもニオイがするイメージがありますが、唾液の成分は99.5%水分です。
そして。残りの0.5%がカリウムやカルシウムで、もう半分の有機物が抗菌作用、殺菌作用のある成分が含まれており、細菌の繁殖を抑えて口臭予防になります。
親が仕上げ磨きをしていても、食べかすなどをすべて取り除くことはかなり難しいので、口が乾燥し唾液の分泌が少ないと細菌が急激に増殖してしまいます。
その結果、寝起きの子供の口が臭くなってしまうんです。
もちろん、舌に汚れが残っていても同じことが起こってしまいます。
口の中の乾燥を防ぐ!
もし子供が口呼吸をしていて、朝起きたと時にも口が乾燥しているようなら、いくつかの対処方法があります。
口の乾燥は寝る前に少し水分を多めにとるだけでもずいぶんと変わります。また、うがいも効果的です。
就寝中は難しいかもしれませんが、日中はなるべく口で呼吸せずに鼻で呼吸するように子供に教えてあげて下さい。注意して観察することも必要です。
そうすると少しでも口の乾燥は良くなります。
また、口呼吸で口が乾燥すると口臭だけでなく、風邪やインフルエンザにもかかりやすいので、ぜひ鼻呼吸の習慣をつけることをおススメします。
鼻には空気をきれいにする作用があります。
ホコリなどが体内に入るのを防ぐのは鼻毛です。
鼻の粘膜に生えている細かい線毛と粘膜の層が細菌やウイルスを捕まえて、体内に入るのを防ぐ大事な役割をもっています。
口は呼吸器官ではないので、できるだけ普段から鼻呼吸を習慣にしましょう。
ただ、鼻の病気があってお子さんが口呼吸になってしまうケースもあります。
副鼻腔炎になっていると鼻で呼吸しずらくなるので、口呼吸になってしまい、その状態が続くと口呼吸が癖になってしまうこともあります。
さらに、ここでは詳しくは取り上げませんが、副鼻腔炎で鼻水に膿が混ざっているとニオイを発することもあるので、鼻に問題があるように感じた時は、耳鼻科で見てもらいましょう。
トローチを使ってみる
子供の口臭を予防する基本としては、歯磨きの徹底と口呼吸の予防による口の乾燥をなくすことです。
口臭はなかなかデリケートな問題なので、あまり大人は露骨に指摘することはありませんが、子供はそうではないですよね。
口が臭いとそれを指摘する子供が必ずといっていいほどいるんです。
「おまえの口のニオイ 臭いぞ!!」とか。
口臭が原因でからかわれたり、いじめられたりすると本当にかわいそうですし、トラウマになってしまうこともあるかもしれませんね。
そこは親の責任としてしっかりフォローしてあげないといけません。
そこで、提案したいのが、口臭予防用のトローチです。
子供の場合には、マウスウォッシュは刺激が強かったり、味がダメでなかなか続けることができません。
子供用のトローチなら、お菓子感覚で舐めることができますし、トローチを舐めることで唾液の分泌もよくなります。
もちろん口の中にトローチが入っているので、自然と鼻で呼吸する習慣もつきそうですね。
口の中を殺菌し喉の痛みや不快感を抑える子供向けに開発されたトローチもありますので、使ってみてもいいかもしれませんね。
まとめ
以上をまとめると、まず子供の口臭の原因には磨き残しによる細菌の増殖と口の中の乾燥による細菌の増殖があることがわかりました。
その対策としては、歯磨き・舌磨きを徹底してできるだけ細菌を取り除くこと。また、口の乾燥が細菌を増殖してしまうので、水分をとったりうがいをすることが効果的です。
それでも改善できない場合は、子供でもお菓子感覚で続けられるトローチをおススメします。
小さな子供を口臭から守ってあげるために出来ることをしましょうね。
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